退職の挨拶 例文
ビジネスメールで利用する「退職の挨拶」を紹介します。役立つ解説も加えてありますので参考にしてください。
退職することになりましたのでお知らせいたします。この機会をかりて、長年の多大なご支援とご愛顧に感謝いたします。
Please let me inform you that I will resign from my job. I would like to take this opportunity to appreciate your kindness and great support over the past years.
「退職する」は、resign job/ quit job/ leave job/ retire job で表現される事が多いですよ。take opportunity は、「機会を得て/好機を捕らえて」という様な表現で使われますので、例文のように「これを機に〇〇」と繋げたい時は、使ってみましょう。 I want to take this opportunity to buy many things while I am in Japan. こんな風に使う事も出来ますね!
この度、病気のため仕事を退職することとなりました。ご理解いただけますと幸いです。
I will be leaving my job because of my illness. I hope you will understand the situation.
退職には様々な言い方があります。retire, quit, leave, resignなどですが、retireは、定年退職した場合などに使うのに対し、quitは、「ある期間内に途中で辞める」という様な意味が強いです。leaveには、「去る」という意味がありますが、仕事を辞める場合にも使えます。またresignは、とてもフォーマルな言い方での「辞職する」という表現ですので、ビジネスにふさわしいと言えます。
三年に及ぶ勤務でしたが、こちらに着任したのが昨日の事の様に思います。
It's been 3 years since I started working for this company, but It feels like I got this job yesterday.
It feels like ~ 「それは~の様に感じる」という意味です。It feels like It's going to rain. (雨が降りそうな感じだ。)
今の仕事内容では自分を活かしきれないので、退職することいたしました。
I have decided to quit my job because I would not be able to bring out my talent in this job.
bring out =「引き出す」という意味があります。talent は「才能」という意味ですので、bring out my talent.「自身の才能を引き出す」という言い方ですね。
この手紙をもちまして、3月3日より正式に退職することを発表いたします。
This letter is to formally announce my resignation from the third of March.
formally =「正式に」という言い方です。resignation は「辞職」という名詞です。また、最終出勤日を告げる際には、次の様に伝えるといいですね。My last day will be March second.(最終出勤日は3月2日です。)
貴方様の現在の会計士を勤めておりました佐々木ですが、1月30日をもちまして務めが終了致しましたので、ご連絡申し上げます。
I am writing to inform you that effective January 30th, your current accountant Sasaki is no longer serving you.
no longer は「もう~でない」という意味があります。例)I got American citizenship status and I am no longer a Japanese citizen. (米国市民権をとったので、もはや日本国民ではありません。)
現在のポジションから退職することになりましたのでお知らせ致します。共に働ける機会を頂戴し、感謝致します。この移行中に何か出来る事があれば、教えてください。
I would like to inform you that I am retiring from my position. Thank you for the opportunities to work with you. If I can do anything during this transition, please let me know.
退職の挨拶では感謝の気持ちを添えるといいですね。また、例文の様に「最後に何か出来る事があるかどうか」を尋ねるのも、相手への気配りと責任感を感じられGoodです。Please let me know.=(教えてください。)こちらも非常によく使いますので覚えると良いですね。
年齢を考慮して退職する事に決定いたしました。
Taking into account my age, I decided to retire from the job.
take into account =「~を考慮する」という表現です。例)We will take your opinion into account.(貴方の意見を考慮します。)
今月末を持って退職します事をお知らせいたします。
I am writing this letter to bring into your notice that I am going to retire at the end of this month.
bring into ~「〜に持ち込む/〜に至らせる」という様な意味があります。例文では、相手に退職をするというお知らせを、この手紙をもって持ちかけるという意味で、bring into を使っています。
当面の間、マーケティング部から職務を退くこととなりました。
I will retire from my marketing position for the time being.
for the time being =「当面の間は」という表現です。We will be not able to move out from here at least for the time being.(少なくとも当面の間はここから引っ越すことができません。)
職場を離れるのは残念ですが、赤ちゃんの為にもしっかりとした母親になります。
I will miss working here, but I will be a good mom for my baby.
寿退社をする際に、この様な表現をしてもいいですね。「職場を離れて残念だ」という表現は、「ここで働けなくなるのが寂しくなる」という意味を込めて、I will miss working here. という言い方をすれば気持ちが伝わりますね。
ウィリアム、良くしてくれて本当にありがとう。ここで働き始めてからの君の協力に本当に感謝しているよ。
You have been great to me William. I appreciate all your support since I started working here.
You have been great to me. は、「良くしてくれてありがとう。/お世話になりました。」という表現として使う事が出来ます。great を nice 等に代えて言ってもいいですね。例)Don't say anything bad about her. She has been great to you. (彼女のこと悪く言うのはよしなさい。彼女は君にとても良くしてくれているじゃないかい。)